「今を全力で生きよう!」旅人・たかのてるこさん講演会

2月17日(土)、成田市文化芸術センター スカイタウンホールで、旅人・エッセイストのたかのてるこさんの講演会「旅に出て、世界中の人と笑いあおう!」が行なわれました。

たかのさんは、「世界中の人となかよくなれる!」と信じ、これまで60カ国を駆ける旅人でエッセイスト。著書も多数で、「ガンジス河でバタフライ」は15万部超のベストセラーとなっています。

この講演会は、成田市生涯学習講演会として開かれたもの。会場には200名以上が来場しました。

たかのさんは、ツアー旅行よりも、自分で行きたいところを決め、自分で考える個人旅行のほうが、心と体を活性化し、元気にしてくれると力説します。たかのさんの軽快なトークと、旅先のユニークなエピソードに、会場は笑いに包まれました。

旅に出るようになる前は、自分に自信がなかったというたかのさん。旅に出て多種多様な価値観にふれるようになり、短所を長所と捉え、自分のことが受け入れられるようになったといいます。

「チベットでは、生きとし生けるものすべての幸せを『本気で』祈っている」といった各国の価値観や、出会った人々とのエピソードなど、ビデオや写真などを交えながら、興味深い話をたくさんしてくれました。

講演の最後は、「『生きる』ってなに?」という問いに、今まで旅でしてきてたどりついた考えをスライドで紹介。たかのさんは、人と、世界は、みんなつながっていると言い、「『生きる』とは、むずかしいことを考えず、『今』を全力で楽しむこと!」と、締めくくりました。

講演会終了後は、たかのさんの書籍を買おうと、多くの来場者が列をなしました。たかのさんも、一人ひとりに話しかけながら書籍にサインをしたりハグをしたりと、交流を楽しみました。

(記者も3冊買いました笑)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。