参加者の「とみさと愛」がつまっていた!とみさと市民活動フェスタ

富里市中央公民館で2月10日、「とみさと市民活動フェスタ」がおこなわれました。

このイベントのテーマは、「見て!聞いて!体験して!交流できる!子どもから大人まで楽しめるイベントいっぱい!」

「地域活動の見本市」として富里市内で社会貢献活動等を行っている市民団体が、日ごろの活動内容や取り組みの成果などを発表するこのフェスタ。年々広がりを見せ、6回めを迎える今年は56団体の参加で開催されました。

とても全部が全部紹介しきれませんが、その一部をご紹介!

開会式では、このイベントをつくりあげたボランティアのみなさんが参加してくす玉が割られました!

地元富里高校のボランティアも参加。多くの方が来場しました。

終始大人気だったのが、1階ロビーにあった、「NPO法人NPO富里ホタル」さんの「木の実&竹工作」。みんな時間を忘れて夢中になっていました。子どもたちの想像力に、大人もびっくり!

「富里ふくろうプレーパーク」さんの「落ち葉プール」も、小さなお子さんに人気でした。「富里ふくろうプレーパーク」は、誰でも参加できる野外の遊び場です。「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、自然の中でのびのびと外遊びができます。こういう場、いまはすっかり少なくなってしまったので、貴重な場を提供してくださってますね。

「軽便鉄道を考える会」のジオラマすごかった!市内に鉄道が走ってないことで知られる富里にも、かつては「軽便鉄道」という鉄道があったということ、みなさん知っていましたか?なかなか興味深いです。

7年後の2025年、日本は人口の5人に1人が75歳以上となる「超高齢化社会」を迎えます。高齢化が進んでも、住み慣れたところで自分らしく生きるため、富里市では今年度、「ボランティア手帳」を作成し、「こころ」のボランティアを広めていく活動をしています。行政を頼るだけでなく、市に住む人全体でおたがいに助け合えるまちを目指しているそうです。素晴らしい取り組み!市民一人ひとりに広がるといいなーと思いました。

外では、富里の商店会の出店をはじめ、たくさんの露店が並びました。天気もよく、みなさん外で美味しそうに食事をとっていました。(私はチキンとおしるこをいただきました♪)

千葉大学CHIPSのメンバーによる、木組みのオブジェづくり。現地の自然木を使用しながら、3mほどの枝を、縄で結きながら立体的に組み上げます。

子ども記者発見!富里小学校4年生の記者が、各ブースを周り、話を聞きながら取材をしていました。「取材むずかしい?」とたずねたところ、「全然難しくない!楽しい!」と答えてくれました。2枚めは、取材した原稿をもとに、どの記事をどこに当てはめるか検討しているところ。うーん、将来有望!

講堂のステージでは、ベリーダンスやフラダンスなども見ることができました!フラは富里の魅力PR動画『愛の輪つなごう富里lalala』の振り付けを担当した「オラキノ・マイカイみちこフラスタジオ」さん!動画の完成が楽しみですね♪


会場では本当にたくさんの人が楽しそうにしていたのが印象的でした。子どもたちの笑顔が素敵で、振り返ると子ども向けのブースばかり撮っていましたが、実際は大人やシニア向けの団体、展示も多く、老若男女が楽しめるイベントでした。

富里市には、市民、区・自治会などの地縁による団体、NPOやボランティア活動を行う市民活動団体、事業者、そして市が交流・連携しながら、まちづくりをしていく「協働のまちづくり条例」があり、「とみさと市民活動サポートセンター」が中心となってその場を提供しています。

今回、印象的だったのは、たくさんの様々な団体が参加していましたが、どの団体にも共通して言えることが「富里が好き!」「このイベントを盛り上げるぞ!」という熱い思いを持っているということでした。各団体が、自分たちの活動を通じて、富里をもっと盛り上げたい、という気持ちが伝わってきました。回を重ねるごとに盛り上がる原動力を、垣間見た気がしました。

これからも、富里の市民活動に目が離せません!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。