オリンピックメダリストの走りを目の前で!米ナショナルコーチとトップアスリートによる陸上クリニック開催②

アメリカ陸上チームのナショナルコーチ・ダリル・ウッドソンさんと、2008年北京五輪・2016年リオ五輪で女子1600m(400mx4)リレー金メダリスト・ナターシャ・ヘイスティングスさんを迎え、1月21日、成田市立西中学校で小学生・中学生を対象にした陸上クリニックが行われました。午後は中学生の部です。

午前中の小学生の部の様子はこちら→「オリンピックメダリストの走りを目の前で!米ナショナルコーチとトップアスリートによる陸上クリニック開催①」

ウォームアップとして、まずは軽くジョギング。うなりくんも一緒に走りました♪ ナターシャ選手も思わずニコリ(●´ω`●)

ジョギングの後は首から肩、腰、足、足首・・・と上から順に入念のストレッチ。「ウォームアップは、全身の筋肉に指示を出す脳を働かせる働きがあります。怪我を防ぐためにも、きちんと時間をかけてやる必要があります」とダリルコーチ。

続いて、男女別に分かれ、ダリルコーチ、ナターシャ選手からそれぞれ別メニューで指導を受けます。午前の小学生の部に比べ、より実践的なメニューでした。

Aスキップ、Bスキップ、もも上げ・・・ナターシャ選手も実際に練習に取り入れているドリルを教わりました。初めての練習に戸惑いながらも、みんな楽しそうにレッスンを受けていました。脚の上げ方や腕の振り方など、ナターシャ選手は一人ひとりに細かく指導してくれていました。

ダリルコーチは、ハードルを使い、脚・股関節の使い方を重点的に指導。背の低い生徒には手を貸してあげたり、走り込む時には檄を飛ばしながら、士気をあげていました。

レッスンの後は、男女、手伝いに来てくれていた順天堂大学陸上部のメンバーも交えた混合チームでの「ミックスリレー」! ダリルコーチは、「ミックスリレーは、2017年バハマのイベントで始まり、2020年東京オリンピックの正式種目となりました。(編注:トライアスロンミックスチームリレー)男女を問わず、チームとして協力して結束を強めることを目的としています。オリンピックに先んじて、日本でこのユニークな種目にみんなでチャレンジします」と説明していました。

アンカーにはなんとナターシャ選手も参加!圧倒的な速さにどよめきが起こります。順天堂大学陸上部も食らいつきます!

大盛り上がりのミックスリレーの後は、質問コーナー。「試合前にやることは?」「記録が伸びない時、どうモチベーションをあげるか?」などの質問が次々と出てきました。コーチ、ナターシャ選手ともに、ひとつひとつ真摯に答える姿が印象的でした。

最後はみんなで記念撮影!終わった後もサインを求めたり一緒に写真を撮るなど、大人気のナターシャ選手、ダリルコーチでした!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。