『勇』気を持って踏み出す未来への一歩!成田空港で成田市成人式

成田国際空港第2ターミナル前中央広場で7日、成田市成人式が行なわれ、平成9年4月2日〜平成10年4月1日生まれの成田市在住者1,520名が新成人として祝われました。

会場では、久々にあった同窓生との再会に喜ぶ場面が数多く見られました。

うなりくんも参加しているゆるキャラバンド「コレちゃんズ」によるパフォーマンスで幕開け。成人式に華を添えました。

小泉一成市長は「これからそれぞれの道に進むと思いますが、これから先の未来も多くの方々に支えられて続いていくこと、そしてそのことへの感謝の気持ちを忘れずに成長されることを期待します」と挨拶しました。

司会は久住中出身の新成人・川嶋愛加さんと小倉尚冬さん、「はたちの意見」は、成田高校付属中出身の川村真有美さん、西中出身の渡辺悠太郎さんが務めました。

川村さんは、今まで支えてくれた家族や仲間、先生たちへの感謝を述べ、「まごころのある人になること、大好きな成田で外国の方と交流し、日本の素晴らしさを伝えていきたい」、渡辺さんは、小学生の頃から続けている剣道で学んだことにふれ、コミュニケーションの大切さ、英語を学び、海外の方とのコミュニケーションをはかり、たくさんの出合いを大切にしてたい、そして「勇気を持って一歩踏み出すことを、成人した今だからこそ忘れたくない」と、節目を迎えるにあたり、それぞれの決意・思いを述べました。


会場には、成田高校書道部が揮毫した、今年の成人式のテーマ『勇』が飾られていました。

成田市成人式は、12名の新成人から成る実行委員会が企画・運営しています。委員長の大竹和樹さん(吾妻中出身)は、「人前で話すのは苦手なのですが、将来、人の前に立つ機会もあるだろうから、あえて実行委員会に手を挙げました。半年ほど準備し、世界の窓口である成田空港で成人式を無事開くことができてうれしい」と語ってくれました。

式典終了後は、記念行事。「新成人へのメッセージ」と題し、成人式に出席していた恩師へのインタビューが行なわれました。「20歳のときにしておきたかったこと」「新成人が在校時に思い出に残っていること」を、それぞれ答えました。

先生方のインタビューに続いては、成田市出身のロックバンド「BOYS END SWING GIRL」のライブが行なわれ、3曲を披露しました。

ボーカル・ギターの冨塚大地さんは、「世界にいる70億人、それぞれ自分だけの個性や、やれることがある」という高校の先生を引用し、「きっとみんなも、これから大変なことがあると思うけど、まっすぐでもいいし、グネグネ曲がってもいい。自分だけの道を、自分の意思で突き進んでもらえたら」と新成人にエールを贈りました。

最後は出席者みんなで記念撮影!

他にも、空港内の店舗で割引等のお祝いリストの配布や、第2ターミナル出発ロビーにある「スカイリウム」での記念撮影、大型モニターにお祝いメッセージを表示するなど、成田空港ならではの成人式で、二十歳の門出を祝いました。

新成人のみなさま、おめでとうございます!!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。