【なかま】2018インターハイ総合優勝を目指す成田高校陸上競技部 2017後半総括

9月の県新人大会で、女子総合優勝、男子準優勝と好発進した成田高校陸上競技部新チーム。
新人戦以外の大会でも活躍を見せています。
3年生も、個人参加できる大きな大会で素晴らしい成績を残しています。

※敬称略。学年なしは2年。

【第5回全国高等学校選抜陸上競技選手権大会】

8月26日・27日 in大阪

変則的な距離や限られた種目の、参加標準記録を突破した選手が、日本一を競う全国大会。
村上夏美選手(3)が300mハードル41秒82で準優勝!

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女子2000m障害では石川英沙選手が5位に入賞しました!
8分48秒10は千葉県高校新記録並びに成田高校新記録になります。

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男子300m5位入賞は浮貝雅希選手。

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男子300mハードル7位は本間諒太選手(3)。

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【えひめ国体】10月8日

村上夏美選手が、少年女子A400mハードルで優勝!
2連覇を達成しました! 58秒79は自己新記録です♪

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清野涼々花選手(3)は少年女子A走り幅跳び5位入賞。
記録は5m92㎝。初めての国体で力を発揮することができました。

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【関東高校新人大会in東京】10月21日・22日

《女子4×400m》
2位:成田 3分52秒12 (佐々木倫・水原麻衣・斎藤那菜・三浦ちさと(1))
《4×100m》
6位:成田 48秒71 (斎藤・水原・三浦・西﨑夏芽)
《女子砲丸投》7位:高橋花奈 10m59
《女子走幅跳》4位:関口笑実(1) 5m53
《女子5000m競歩》1位:北小路咲枝 24分05秒52
《男子5000m競歩》4位:加瀬雄大 22分39秒46
《女子400mハードル》7位:佐々木倫 1分04秒53
《女子棒高跳》5位:生越結乙 3m30

【U18・U20日本選手権 in名古屋】10月20日~22日

3年生にとっての個人選手権最後のメジャー大会。
国体に参加した選手は2週にわたって調整する難しさもあった大会です。
今年は台風の影響で、コンディションも良くない中、選手たちは頑張りました。

《U18男子400m》2位:荘司晃佑 47秒52/4位:浮貝雅希 48秒26

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《U18男子三段跳》6位:酒井陽季 14m62
《U18女子走高跳》6位:梅原遥奈 1m62
《U20女子走幅跳》3位:清野涼々花 5m83

清野選手は、山形インターハイ8位、えひめ国体5位、U20日本選手権3位と3大会入賞です♪

《U20男子400mハードル》6位:本間諒太 53秒42
大学生と戦っての6位入賞です♪

台風のため、残念ながらU20男子走幅跳が中止になり、1年間キャプテンとしてチームをけん引してきた青栁柾希選手が出場できませんでした。
青栁選手は昨年度日本ユースU18の優勝者。
今季は故障もあり、不本意な結果が続いていただけに、この大会にかける思いが強かったとのことですが、残念です。
しかし、1年間チームを引っ張り、献身的に支えてきた姿は、練習でも大会でも、いつも目立っていました。
大学での飛躍を期待したい♪

【エコパトラックゲームズ】11月3日 in静岡

《Bクラス男子400m》 ※タイムレース
2組目 1位 浮貝 雅希 選手 48.76
3組目 1位 荘司 晃佑 選手  47.30 パーソナルベスト・シーズンベスト
☆総合順位 優勝:荘司 晃佑 選手/5位 浮貝 雅希選手
「山形インターハイ2位、えひめ国体4位のライバルに競り勝った走りは、荘司選手の自信になっていくと思われます」(中原監督)。

《4×400mリレー》
県新人大会で3分14秒27を記録し、23年ぶりにそれまでの県新人高校記録3分15秒01を塗り替えたメンバーが、同じ走順で出場。
大学生チーム、中京大中京高、愛工大名電高など伝統校と走り、優勝に輝きました!
タイムも新チームベスト3分12秒16の好記録です。
来季に弾み♪

1走島根選手から2走浮貝選手へ

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浮貝選手から3走酒井選手へ

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アンカー荘司選手 駿河台大学との壮絶なゴールの瞬間!

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[短距離チームについて中原監督の談話]
毎年のことですが、インターハイという大きな目標に1人でも多く出られるよう、プランを練りながら向かいましたが、厳しい試合が続きました。
選手は一生懸命頑張ってくれた。力を引き出してあげられたところ、あげられなかったところがあります。
勝てば選手の力、負ければスタッフの力。力の無さを痛感しています。


今は、鍛錬期の準備期を経て本格的鍛錬期に突入し、ここまでは順調です。

来年は三重インターハイですが、支部大会がインターハイの子もいる、県大会がインターハイの子もいる、関東大会がインターハイの子もいる。
それぞれのインターハイに向けて勝負。1つ上の自分の障壁をクリアして、頑張ってきた自分にご褒美をあげられるようなシーズンにしてあげたい。

男子マイルリレーは(全国優勝を)狙える位置にいます。
100mでファイナルに残るのは陸上の醍醐味。
男子キャプテンの山本が、コントロールテストで良い数値を出しているので、殻を破って10秒4台いってくれることを期待しています。
酒井の三段跳びも進化しています。
男子も女子も4継(4×100mリレー)、マイルリレー(4×400m)ともに勝負できるところに行きたい。
男子マイルリレーは高校記録を狙いたい。
女子キャプテンの梅原は、中学3年生の時にジュニアオリンピックで優勝しているので、もう一度全国一を獲らせたい。
新チームはとても雰囲気が良いので、期待しています。

[山本悠太キャプテンの談話]
来年は、インターハイでチームとしての優勝を目標にしています。
優勝できるチームにしていきたい。
そのためには、みんなで支え合っていけるチームワークが大切です。
試合の結果を出すのは個人ですが、出場選手が最大限に力を発揮するために、付き添いなど選手を支えてくれるチームのみんながいる。
大会出場は、人数制限があるのでどうしても出られない選手が出てきます。
出場する選手は、出場できない選手の気持ちを汲んで、出場できない選手はしっかりサポートすることで、一致団結する。
そういうチームにしていきたい。

自分個人としては、100mも200mもインターハイに出場することが目標です。
今年のインターハイはマイルリレーが準優勝でしたが、4継も南関東大会を突破したい。
千葉県は強豪県です。
そこでの100m、200m、4継、マイルリレーの4冠が目標。
これくらいの目標を掲げないと、全部優勝するつもりで頑張らないと、チームも優勝できないと思っています。
有言実行したい。
100m南関東ランキングは5~6人が千葉県。
インターハイの予行という位置づけで、インターハイレベルという意識を持って戦いたい。
ライバルたちとは連絡を取り合っています。近くにライバルがいるのは刺激になります。

[梅原遥奈キャプテンの談話]
新チームは元気があります。1年生は基礎体力が強いです。団結し合っていきたい。

今時の・・・みたいに言われるのは嫌なので、新しい形を取り入れながら、伝統校としての成田らしさを崩さないようにチーム作りをしていきたい。
来年はレベルの高い1年生が入ってきます。
楽しみとプレッシャーがありますが、悩みにならないように、記録ではなく、先輩が引っ張っていくチームにしたい。

(写真協力:「中原監督のブログ」)

【長距離 再起を誓う】

[長距離チームについて松澤誠監督の談話]
今年、男子は力のある3年が揃い、インターハイの複数入賞を目指しましたが、春先のケガ人と大会での作戦ミスなど、予定が狂ってしまいました。
その中でも、キャプテンの笹谷が1500mと3000m障害の2種目で全国入賞と好成績を残すことができました。
しかし、夏の合宿で例年より強度の強い練習をしたところ、故障者が続発して、駅伝では関東大会すら出場出来ない結果で終わってしまいました。
欲張りすぎたことが仇となってしまった。

女子はインターハイでの連続入賞を逃したものの、9月の記録会まで順調でしたが、10月に調子を落とす者が何人も出てしまい、強い気持ちで県駅伝を迎えることができなかった。
県で負けた(準優勝)ショックが、チーム全体の雰囲気を悪くして、その後の関東も力を発揮できませんでした。

来年、男子はほとんどのメンバーが入れ替わり、新2年を中心にチーム作りをしています。
個々ではまだ通用しない分、チーム力を向上して、粘り強いレースを目指していきます。
女子は、新2年のエース風間を中心に、新3年の笹野、藤村でインターハイ入賞を目指し、駅伝も過去最高のタイムが出せるようなチームを作ります。
まずは都大路で3回目の入賞、そして初のメダルが目標です。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。