【ぴーぷる】またもJリーガー誕生! 三里塚FC出身 柏レイソル宮本駿晃選手

成田から、またもJリーガーが誕生しました!
柏レイソルのU18からトップチームに昇格した宮本駿晃選手(18才 高校3年)。
左利きの攻撃的ディフェンダーのポジションは、左サイドバックです。

《三里塚FCで5才からサッカーを始める》

宮本駿晃選手は、地元の三里塚FCで5才の時にサッカーを始めました。
小学校6年生まで指導した岡恒友コーチは「負けず嫌い。最初から光ってました」と話します。

《6年生で柏レイソルからスカウト》

6年生県大会で柏レイソルスカウトの目に止まり、最終セレクションに誘われ合格。
中学時代は遠山中学校に通いながら、柏レイソルアカデミーU15所属選手として活躍します。

《高校時代は日本代表にも!》

高校時代は日体大柏高校に通いながら、柏レイソルアカデミーU18に所属。
毎年日本代表にも選出されています。
今年の4月28日には第2種契約(アマチュア)となり、トップチーム選手として登録、背番号31でJリーグの試合出場が可能となりました。

《すでに公式戦で初ゴール!》

5月31日にはルヴァン杯・札幌戦でトップチームデビュー!
なんとデビュー戦後半27分、エースから後方へのパスを受け、角度のないところから左足で放ったミドルシュートが、ゴールの右隅に鋭く突き刺さったのです!
(宮本選手の名前で、映像が検索できます♪)

《表敬訪問》

12月13日、宮本選手が三里塚FC関係者、ご両親とともに、トップチーム昇格を報告するため、成田市役所を訪れました。

 

小泉一成成田市長は「プロに行ってからも三里塚のグラウンドが原点だと思います。成田出身のJリーガーとして、ずっと応援したい。オリンピックにも出てほしい」と激励。
小泉市長の「厳しい世界」という言葉に、大きくうなずいた宮本選手は「練習して、またここに戻ってこられるように頑張ります」と応えました。

小泉市長から「全国優勝したうなりくんです」と手渡されると、宮本選手も思わず大きな笑顔になりました。

《「迷惑をかけずに長くプレーを」とご両親》

宮本家は5人きょうだい。末っ子の弟以外は姉2人も含めて全員サッカーをやっているといいます。
子どもたちの送迎、応援など、支えてきた母・裕佳さんは、毎食ご飯を1升炊くとか!
「親は何が何だかわからないままここまで来ましたが、プレッシャーをかけないように気をつけてきました。親としても迷いましたが、人に迷惑をかけず、ケガなく長くサッカー人生を送れるように頑張ってほしい」と見守ります。
父・康晃さんも「1日でも長くプレーしてもらえるよう、ケガなく、人に迷惑かけず、社会人として自立してほしい」。
別々に伺ったご両親の願いは同じものでした。

《宮本選手 インタビュー》

―意気込み、来シーズンの目標をお聞かせ下さい。
「練習から良いアピールをして、早く試合に絡みたい。
1試合でも多く試合に出て活躍したい」

―ご自身の持ち味は?
「体力。1対1で負けない。ハードワーク。気迫のこもったプレー。
常に本気でやっているプレーを見てほしい」

―後輩たちに見てほしいところは?
「サッカーを楽しんでいるところ」

―他の選手に負けないところは?
「気合いですね。気合いだけは負けたくない」

―この地域からもらったことはありますか?
「サッカーが出来る場所が多く、サッカーがやりやすい環境だと思います。
指導者の方々、保護者に見守ってもらって応援してくれていることに感謝したい」

―人知れず努力したことはありますか?
「遊びもサッカーだったけど、努力と思ったことはないです」

―後輩たちにメッセージを。
「まずトライして。優勝目指して常に頑張って。
チームの練習だけじゃなく、近くの公園でみんなで楽しくサッカーをやってほしい」

―171㎝65㎏の体格は?
「サッカー選手としては小さい方ですが、予測だったり、相手より早く動くことでカバーします」

―強いからだを維持するために気をつけていることはありますか?
「睡眠です。食べ物の好き嫌いはないです」

―こんな選手になりたいと思う選手はいますか?
「同じチームの輪湖直樹選手と長友佑都選手です」

―オリンピックは出たいですか?
「五輪は意識しています。みんな出たいですよね(笑)。
また代表にも呼ばれるようになりたいです」


時間が取れるときは、今でも三里塚FCのグラウンドに行き、練習したり、楽しそうに子どもたちと触れ合ったりしているという宮本選手。
子どもたちの憧れの選手として活躍が期待されます♪

頑張れ! 宮本選手!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。