千葉県優勝に成田高校勢が大貢献! 東日本女子駅伝

11月12日に福島市で行われた「第33回東日本女子駅伝」で、千葉県が2年ぶり9度目の優勝を飾りました!
タイムは2時間18分37秒です。
42.195Kmを9人でつなぐ東日本女子駅伝。
今年は、3人が成田高校現役選手、2人が卒業生、そして解説も成田高校出身の増田明美さんという、成田にとって嬉しい駅伝となりました。


《1区》(6km)加世田梨花(名城大←成田高)
19分30秒(区間3位) 千葉県順位3位
《2区》(4km)木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)
13秒03(区間1位) 千葉県順位1位
《3区》(3km)石川英沙(成田高)
10分21秒(区間2位) 千葉県順位1位
《4区》(3km)杉山明沙(鎌ヶ谷第二中)
10分25秒(区間9位) 千葉県順位2位
《5区》(5.0875km)風間歩佳(成田高)
17分02秒(区間1位) 千葉県順位2位
《6区》(4.1075km)上田未奈(城西大←成田高)
13分17秒(区間1位) 千葉県順位2位
《7区》(4km)藤村華純(成田高)
13分36秒(区間14位) 千葉県順位2位
《8区》(3km)南日向(葛飾中)
9分14秒(区間1位) 千葉県順位1位
《9区》(10km)関谷夏希(大東大)
32分09秒(区間1位) 千葉県順位1位

1区は、今春成田高校を卒業した加世田選手。
10月29日の全日本大学女子駅伝では5区を走り、名城大の順位を2位から1位に上げた、優勝の立役者です。
増田さんからは「千葉の駅伝娘」と称されていました♪
1位と4秒差でタスキをつなぐと2区の木村選手がすぐに1位に躍り出て、14秒の貯金を作って3区の石川選手へ。
石川選手も1位をキープしたまま、4区の杉山選手にタスキを渡しました。

5区は成田高校のホープ、1年生の風間選手。
1位と8秒差の2位でタスキをもらった風間選手が、圧巻の走りを見せました。
背中を追うのは、前述の全日本大学女子駅伝で優勝のアンカーを務めた名城大学の玉城選手(長野県)。
途中から雨が降ってきたにもかかわらず、風間選手は上りも下りも力強い走りです。
強い意志を感じるしっかりした表情と目力もぶれることなく、玉城選手との差をジワジワと詰めます。
タスキを6区の上田選手に渡したのは、玉城選手と同時でした。
結果は区間賞!

上田選手も成田高校出身。
9月の全日本インカレ1500mでは準優勝に輝きました。
上田選手も区間賞の走りで、長野県とほぼ同時に7区の成田高校・藤村選手へ。
藤村選手も2位をキープしましたが、1位と29秒差で8区の中学生・南選手へ。

南選手が中継地点から藤村選手を大声で鼓舞する姿には、ただものじゃない感が漂っていましたが、10月に開催されたジュニアオリンピック1500mの覇者でした!
南選手は、なんと2km辺りで長野県を抜き去ると、さらに17秒の差をつけて、アンカーの関谷選手につなぎました。
もちろん、区間賞!

関谷選手は市立船橋高校出身。
成田高校とは駅伝で競い合った仲です。
関谷選手も区間賞の走りで、2位の長野県を44秒突き放して、そのままゴールテープを切りました。
千葉県は5人が区間賞の快走で優勝に華を添えました!

成田高校勢が5人を占めた千葉県勢。
成田高校ここにあり!の駅伝でした♪

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。