【子どもと一緒に読みたい本・絵本】㉜★魔女図鑑~魔女になるための11のレッスン~

 ★魔女図鑑~魔女になるための11のレッスン~

(マルカム・バード作/金の星社)


ハロウィーンの季節になると、書店や図書館でもたくさんの関連絵本が並ぶようになりました。
アラサーの私が子どもの頃は、こんなにたくさんの種類がなかったので、今の子どもたちは、かわいくてたのしいハロウィーンの絵本が選び放題でいいなあ~とうらやましくなります。
数あるハロウィーン絵本の中でもおすすめしたいのが、ひそかに売れ続けているこの一冊。
「これさえ読めばあなたも魔女になれる?」と説明にあるとおり、魔女の生態から魔女の家、魔法のかけ方、魔女のおしゃれ等…、細かい図解と解説で、魔女について詳しく知ることができる一冊です。

私がお気に入りだったのは「魔法のお告げ」と「魔女のひみつの庭」の解説ページ。
目次だけでもなんだかおもしろそうでしょう?

この本は、小学校の頃、学校の図書室で仲のよいクラスメイトと見つけ、二人で休み時間のたびに読むほどはまり、そのうちにクラスでブームが広がり、ついにはクラスの男の子たちが、本に載っていた切り絵を図工の時間に課題そっちのけで作り始めて図工の先生に怒られ、しかし結局は「面白そうだから課題が終わった人からその切り絵に挑戦してもよい」という事件にまで発展した思い出の一冊(?)です。
ブームの火付け役となった友人と私はその後、親にせがんでこの本を買ってもらった記憶があります。
(まだアマゾンで日常的に買い物をする時代ではなかったので、一緒に書店に注文に行きました)
先日実家の大掃除をしていたら、本がまだ残っていてなつかしくなりました。
さっそく友人にLINEしてみたところ、「なつかしい!男子が図工の時間にその本で遊んで怒られていたよね!」とやはりよく覚えていました。
子どもがもう少し大きくなったら、一緒にこの図鑑で遊びたいな~と思います。(M)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。