【ぴーぷる】 椎名勝彦さん

平成28年度日本スポーツ少年団顕彰を受賞した、成田サッカースポーツ少年団(成田SSS)の椎名勝彦さん。

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表彰事由は、「スポーツ少年団のサッカー指導者として長きにわたり指導され、青少年の健全育成を図ると共に、サッカーの普及、発展に貢献しており、団の発展に貢献した。また、県サッカー専門部長を務めた経歴や、認定員講習会の講師を務めるなど、指導者の育成にも熱心に取り組み、スポーツ少年団としてご尽力いただいた功績は大きい」というもの。

椎名さんは「長くやってきたことが認められたんだなという気持ちです。
成田市初、成田サッカークラブとして昭和57年に創立し、ずっと子どもたちにかかわってきました。
最初は中台小学校が練習場所だった。
今日は、気持ちを新たに、30年前のコーチのユニフォームを着てきました」と話してくれました。

【クラブと子どもたちの成長】

成田SSSは、静岡県清水市の井尻サッカースポーツ少年団、神奈川の川崎ウイングスと交流を温めています。
井尻とは20数年の交流といいます。
「長年の井尻サッカースポーツ少年団との交流で、『成田市にもスポーツ少年団を』という思いで、平成8年に成田サッカースポーツ少年団に改名しました。
あちらの試合に招待されて、最初は勝負にならず15点も取られていましたが、今は優勝できるようにもなりました。クラブチームのセレクションに合格する子も出てきました。やっていてよかったと思います」。

【多方面の人と知り合えたことも財産】

コーチが70人いた時代もあり、「いろいろな会社勤めの方、医者、警察官、学校の先生、知らない職種の方たちとお話しできたことも喜び」と語る椎名さん。
サッカー界にもコネクションが出来、元日本代表の森正明さんにも、成田SSS5周年と10周年に講演をお願いできたといいます。

「次の世代を担う子どもたちの姿を見ると、健やかに育ってほしいと、あらためて感じました」と話す椎名さん。
笑顔が輝いていました。

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30年前のコーチユニフォームを着て

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。