火おこしにバンブークーヘン 普段できない経験を♪ 親子わくわくディキャンプ

10月23日(日)、坂田が池総合公園キャンプ場で、「親子わくわくディキャンプ」が行われ、小学生の親子150人が、楽しい1日を過ごしました。

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絶好のキャンプ日和♪

主催は、成田市子どもの居場所づくり推進事業「成田わくわくひろば」実施協議会と成田市教育委員会。
「成田わくわくひろば」は、地区事業として、市内12地区で様々な体験活動を実施しています。
今回のディキャンプは、地区交流を目的とした全体事業として行われました。

参加者は7班に分けられ、1日行動を共にしました。

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【カレーの材料はオリエンテーリングでゲット】

午前中はオリエンテーリング。
子どもたちは、地図を頼りに6か所を探し当て、クイズなどに答えて、昼食のカレーの材料をゲットしていきました。

カレー作りには、チョコ・トマトジュース・焼き肉のたれ・カルピス・いちごジャム・チキンコンソメ・味噌、7種類の隠し味が用意されました。
それぞれの班が別々の隠し味を仕込み、市の職員が食べ比べ!

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閉会式で一番おいしかった班に、プチプレゼント♪
ちなみにトマトジュースだったそうです!

【火おこしに挑戦!】

午後は火おこし体験。
講師の先生はまず、「昔の火の役割って何がある?」
子どもたちの手が、次々に挙がり、「身体を温める」「明るくする」「燃やしたり煮たりする」「動物に襲われない」と、本来の火の役割を確認した後、火おこしにチャレンジしました。

これが大変でした~。
相当力がいるので、子どもたちには難しかったようです。
摩擦を起こすべく、道具を力いっぱい速く引く係、板を抑える係、上から棒を抑える係・・・と分担し合い、協力するのですが、なかなか火はおこりません。

葉っぱの火種が出来たら、麻をほぐした火口に入れて、発火するまで、下から息を吹きかけます。
コツをつかんだ班は、何度も火おこしに成功していました。

火が着いた~♪
火が着いた~♪

火種はできるのですが、麻に入れた後、火が起こらないまま、タイムアウトになりそうだった班から歓声が♪
あきらめずに最後まで「ふ~ふ~」と力を振り絞って息を吹きかけていたいた3年生の男子は、第一声「疲れた~」と漏らしながらも、「3回目、最後の最後で火がついて、めっちゃうれしい!」と満面の笑顔でした。

【バンブークーヘンを作ったよ♪】

火おこし体験の後は、バンブークーヘン作り。
まずは、切り出した竹に濡らしたキッチンペーパーを巻き・・・

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その上からアルミホイルを巻いて・・・

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ホットケーキミックスを塗っては焼き、塗っては焼き・・・

完成!

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竹から上手く外れずに、そのままむしって食べる班も 😆

 

だいたいの班は、裏表に包丁を入れて、パカッと・・・

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見事に、丸いバンブークーヘン作りに成功した班もありました!

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【協力し合うことで友だちに♪】

子どもたちの感想も、「火おこしは大変だった~!」「カレーの具を集めるのが楽しかった」「バンブークーヘンが面白かった」「カレーの隠し味が美味しかった」など様々でしたが、「知らない人と同じグループになって、最初は恥ずかしかったけれど、最後は友だちになれた感じがした」と、協力して作業することで、人とつながる醍醐味も味わったようです。

娘さんと参加したお母さんからは、「普段できない経験が出来て、とてもよかった。運営の方は大変だったと思いますが、セッティングを事前にやっていただいていたので、やりやすかったです。ありがとうございました」と、スタッフへの感謝の言葉が出ていました。

主催の『成田わくわくひろば』実施協議会の中村悦久会長は、「まず、天気が良くてよかったです。子どもたちがたくさん来てくれて嬉しかった。最初に、3つ話をしました。スタッフとの約束を守る、ほかのお友だちと仲良くする、今日1日楽しむです。最後に子どもたちが楽しかったと言ってくれたので、成功です」と、笑顔で振り返りました。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。