成田伝統芸能まつり ふぉとぎゃらりー ㊤ 今年も大盛況♪ 開会式に海老蔵さん参上!

9月17・18日、成田山新勝寺表参道界隈で、「第3回成田伝統芸能まつり」が開催されました。
日本遺産認定記念となった今回、開会式には、成田市御案内人の市川海老蔵さんが参上♪
登壇とともに、大きな「成田屋!」の声が飛びました。
海老蔵さんは「「成田市、成田空港が盛り上がるよう、みなさんもSNSを使って宣伝してください」と呼びかけました。

今回のまつりは、前日16日に友好都市になったばかりの台湾・桃園市の副市長や関係者も見学。
桃園市の副市長は、日本遺産認定に祝意を表し、成田伝統芸能まつりが有意義なイベントであること、今年2月に台湾のランタンフェスティバルに参加した仲之町の山車が、台湾の人々を魅了したことに触れ、「桃園と成田の交流が、さらに盛んになることを望んでいます」と結びました。

総門前ステージのオープニングは、桃園市の敦青舞踊団の「桃花園の恋」。
伝統的な踊りを通じて、桃園市の人々の生活や祭り、慣習などを表現する華やかなステージが、観客を魅了しました。

続いて、徳島県の阿波おどり。
選抜連が、技術の高いおどりを披露。

「踊る阿呆に見る阿呆 おなじ阿呆なら 踊らにゃ損々」ということで、レクチャーを受けた後、お客様も一緒に!

仙台すずめ踊りは、慶長8年(1603年)、新築移転の儀式、仙台城移徒式(わたまししき)の後の宴席で、大阪の堺から移り住んだ石工たちが、伊達政宗公の前で披露したのが始まりと言われているそう。

黄×白と紫×白の扇子を、効果的に使ったパフォーマンスが目に楽しい。
若い担い手たちが元気いっぱい継承しています。

にぎやかな香川県の「こんぴら船々」は、宿や花街のお座敷で歌われていた民謡。
「こんぴら船々ばやし」「たぬきばやし」「一合まいた(さぬき踊り)」「丸亀おどり」などとともに、民謡メドレーが披露されました。

秋田竿燈(かんとう)まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として始まったと伝えられ、3世紀もの間、受け継がれてきました。
米俵型の提灯を下げた竿燈には、五穀豊穣の祈りが込められており、たわわに実った稲穂のように大きくしなった竿燈は、高さ12m、重さ50㎏にもなります。
力四分、技六分と言われる絶妙なバランスで、手の平、額、肩、腰に竿燈を乗せる妙技が迫力満点です。
夜は灯がともされ、幻想的な光景が広がります(パレードのふぉとぎゃらりーで、後日アップします)。
秋田での本番では、竿燈が280本も立つそうです(@_@)。


2日間にわたって、表参道の特設ステージやスカイタウンホールで、伝統の27演目が繰り広げられたほか、ご当地キャラ約40体がパレードや成田山詣を行ったり、成田祇園祭さながらに山車や屋台が引き廻されたり、浴衣や甲冑、和紙ちぎり絵、折り紙、手裏剣投げ、竹細工などを体験できるコーナーもあり、成田山界隈は大賑わいを見せていました。
「成田伝統芸能まつり」は3回目にして、早くも、成田の大きなまつりとして定着したようです。

(写真は後日アップしますm_ _m)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。