【子どもと一緒に読みたい本・絵本】⑩

子育て奮闘中!のママが「子どもと一緒に読みたい本」「本当に子どもにうけた楽しい絵本」を紹介します。

★はっけんずかんどうぶつ(学研教育出版)

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子どもと書店の児童書コーナーをうろうろしていると、よく見かけるのが「孫に歴史か図鑑の本なんか買っていきたいのだけど」という祖父母の皆様。
お孫さんの年齢を聞いて、書店員さんが子ども向けの歴史の本のコーナーへ案内すると、「あら、漫画なのね~」と、本を棚に戻し、図鑑コーナーへ行かれる姿もよく見ます(笑)。
でも、図鑑も各社いろんなものが出ているので、迷ってしまう…。
そんな方々におすすめなのが、図鑑の中でも工夫がいっぱいある『はっけんずかんどうぶつ』です。
この図鑑の良いところは、年齢を選ばないこと。
1歳頃から小学生くらいまで楽しめます。
その秘密は図鑑の構造。
イラストの中には、しかけのとびらがあって、めくると絵が変わります。
例えば、ぞうの絵は、水辺にいるところ。
「いけにはいってなにするの?」と書いてあるのですが、めくると水浴びする絵に変わります。
「はなにすいこんだみずをふきだしてみずあびをします」とちょっとした説明書きも。
見開きに、だいたいこうしたしかけ絵が7つくらいあるので、子どもはつぎつぎめくってみたくなるようです。
ひとつのテーマに「そうげんのどうぶつにあいにいこう」等、どうぶつの暮らしがわかるイラストのページと、各動物の紹介をする写真のページに分かれているので読み応えも十分。
イラストはリアルな動物の絵で迫力があります。
娘は、最初ゴリラとチンパンジーのどっちを見ても「モンキー!」としか言わなかったのに、絵をめくりまくっているうちに違いが分かったようです。
先日は、家に遊びにきた小学生の子と仲良く二人で眺めていました。
図鑑は他にも、女の子が気に入りそうな、かわいいイラストの「しょくぶつ」や、とにかく電車が好き!という男の子向けに「でんしゃ・しんかんせん」といったシリーズも出ています。(M)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。