【子どもと一緒に読みたい本・絵本】 ②

絵本が好きな娘さんの子育て中「読者ママ」から、オススメの本・絵本の情報をいただきました!
不定期になりますが、連載させていただきます♪


子育て奮闘中!のママが「子どもと一緒に読みたい本」「本当に子どもにうけた楽しい絵本」を紹介します。

★ピヨピヨハッピーバースデー(工藤ノリコ・佼成出版社)

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「子育てしてなかったらこんなたのしい絵本知らなかった」と、我が家では親も子どもも大好きな隠れた名作です。
登場するのは五つ子のひよこたち。ケーキを買って、さあ、プレゼントは何かな? お誕生日の準備を巡るお話です。

この絵本の魅力は、なんといっても描きこみの量!
五つ子のお誕生日のために訪れる洋菓子店や玩具店のページは、眺めているだけでも楽しく、緻密に描かれた店内の様子はリアリティあふれるものとなっています。
それもそのはず、奥付けを読むと小さく「取材協力 柏水堂、博品館TOY PARK」の一文が。「レジの奥の張り紙まで描かれているこの楽しい絵は、綿密な取材によるものなんだ!」と大人は感動です。

作者の工藤ノリコさんは、長年「2才くらいの子が眺めているだけでも楽しい絵本」を目標に、執筆にあたっていたのだとか。
まさに、今、我が家の娘2才は、毎日この絵本を持ってきては、一人でペラペラとページをめくっています。
特にお気に入りは、大きく誕生日ケーキが描かれたページ。
「ハッピーバースデー」を歌い、ひよこたちといっしょに「せえの フー」でろうそくを消す真似をしたら、パチパチパチ、と拍手~。

親が読みきかせをしていて一番共感するのは、子どもたちが予約した誕生日ケーキをお母さんと引き取りにきた洋菓子店で「プリンがよかったのに」と駄々をこねるシーン。
「自分で選びたかったのに」とぐずる様子は、まさに「子育てあるある」。
我が子に重なります。プリンは買ってもらえなかったけど、家に帰ると実はね…。
この続きは、ぜひぜひ読んで、確認してみてくださいね。(M)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。