3月12日、花崎町の成田市生涯学習会館で、本年度成田祇園祭の「第1回若者頭会議」が行われました。
はじめに、今年の成田祇園祭実行委員長・諸岡勲さんと、今年度当番町である上町の祭典委員長・山内啓嗣さんが、安全第一、かつ運営する若者連自らも楽しんでください、と鼓舞しました。
今年度上町「親和会」の若者頭は、宇井元規さん。
宇井さんも、安全最優先を掲げました。
続いて、警護当番町・幸町の「幸若連」から順番に、各町若者頭・副頭・先鋒などの紹介がありました。
会議は、承認を受けた上町副頭・平間修議長の進行で、資料に基づき、1号議案「ポスター及び捨て看板の設置」(案)から、8号議案「図-8及び本堂出発後の進行方向」(案)まで、若者頭の賛成挙手によって、決議されていきました。
議事終了後は、宇井若者頭の進行にバトンタッチ。
3月2日に行われた運行対策委員会の報告が行われ、常任委員会からの計画運行(仲之町の上り時)に関する注意点、警察からの留意点、また10町の山車・屋台をデザインした記念切手が販売されることなどが話されました。
宇井若者頭は「警察からは、昨年の祇園祭が良かったと評価を受けた半面、指摘を受けたところもあるので、心に命じてください」と話し、今年の祇園祭のレベルアップに向け、注意喚起しました。
続いて、2日目朝のJR駅前の山車・屋台の配置について話し合いが行われました。
最後は各町からの連絡。
中には、昨年良かれと思い、その場の判断で計画運行を変更した結果、効果がなかった自町の反省を生かした提案や、お客様への対応をビデオで確認し、改善に結びつける例なども話されました。
今年もすでに「成田祇園祭」が始動しています!
会議を取材しながら、300年以上の伝統を誇る成田最大の祭りは、毎年、若者連のみなさんの緻密な準備があってこそ、ということを再認識します。
年々お客様も増える中、安全で楽しい祭りにするために、心を砕く若者連のみなさん。
今年も、粋でいなせな成田魂で、安全ながらも燃える祭りを見せてくださいね!