成田市在住の愛葉常二さん『被災地のこころと向き合って』を本日刊行 10名様にプレゼント

東日本大震災発生時から、継続して復興支援を続けている、成田市在住の作家であり防災士でもある愛葉常二さんが、大震災関連書籍第2弾3・11東日本大震災 あれから五年 『被災地のこころと向き合って』―復興への軌跡―」を、本日3月11日に刊行しました。

愛葉さん

【愛葉さんプロフィール】

愛葉さんは、愛知県出身の1959年生まれ。 中部大学電子工学部卒業で、現在は、作家・作詞家・防災士・生涯学習コーディネーター・ファイナンシャルプランナーと、多方面でご活躍中です。
近年の異常気象や度重なる災害(天災・人災)の背後にある人的要因に危機感をつのらせ、さらに、世界的な経済の閉塞感がもたらす弊害が、世代を問わずに夢と希望を奪い、「“いのち”の在り方」までも変えようとしている、と懸念しています。
さらに、東日本大震災を、第二次世界大戦以来の国難ととらえ、復興において、経済と“こころ”のバランスを保つことの大切さに警鐘を鳴らしています。

【制作趣旨】

愛葉さんは、本書の制作趣旨を次のように語ります。
「千年に一度といわれる『東日本大震災』を経験し、生き延びることのできたわたくしたちの使命として、『この震災を風化させない』ことと、『この震災を後生に伝え遺す』ということです。
また、この震災で起きた客観的事実を伝えることはもちろんのこと、『主観的事実』を伝えることの重要性を、企画段階から感じていました。
支援者、受援者ともに、この震災以前に歩んできた人生においての価値観は、それぞれさまざまであり、また震災後の行動においても、さまざまな得意分野や専門分野から、震災と対峙して行動に移されたのだと思います。
諸先輩方をはじめとして、復興に尽力された方々には、その行為のなかに、その方々の人生観というものを、かいま見ました。
本書において、震災とは直接関わりのない表記をさせていただいた部分もあります。それは、災害に直面した時、支援行動に移せる根源がどこにあったかを示す例として、あえて書かせていただきました。
さらに、各々の分野や地域社会において、リーダーとしてご活躍されている方が、この震災でお取りになった行動を後進に伝えていくことが、今後の『防災、減災』に大きく関わってくるものと思います」

【『被災地のこころと向き合って』を10名様にプレゼント】

『被災地のこころと向き合って』は、オンライン書店〈Amazon〉で購入できますが(本体1800円+税)、愛葉さんは、「より多くの人に読んでもらいたい。読者の方にプレゼントしてください」と、出来たてホヤホヤの本を、紙媒体『アサイチ通信』『成田エリア新聞mini』、インターネットサイト『成田エリアどっとこむ』のメディアを持つ、弊社社長に直接届けに来てくださいました。

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左が愛葉さん

 

『成田エリアどっとこむ』のプレゼントは、従来、弊社(株)成田新聞販売の配達区域の方に、社員が直接お届けさせていただいておりますが、今回のプレゼントに限り、愛葉さんのご活動を支援させていただく形で、全国に郵送します。 ふるってご応募ください。

《応募方法》 締切:3月21日(月・祝)
はがき・FAX・投稿広場からの問合せフォームに、①お名前 ②ご住所 ③電話番号 ④本記事のご感想 を明記し、下記へ。
〒286―0846 千葉県成田市松崎2001―17
FAX:0476(27)1002
投稿広場からのお申し込みはこちら

【愛葉さんによる内容説明】

3・11東日本大震災が発生して5年をむかえた。
国が“主導”する復興〔復興再生〕事業は、これまでの「集中復興期間」から、「復興・創生期間」へと新たな段階へと移行する。
復興庁は、被災地の「自立」につながるものとし、地方創生のモデルになることを目指すためと、今後の5年間(平成28~平成32年度)を位置づける。
また、国民(ボランティア)が“主動”してきた復興〔復興済世〕、すなわち『こころの復興』は、期限を決めて進めることはできず、まだ道半ばであるとしかいえない。

これまで、被災地の人びとのこころと向きあいながら歩んできた人びとの思いが、さまざまなかたちの支援となった「災害ボランティア活動」や、「発災時に地域はどのように対処したのか」などを、5年にわたる取材を通して、具体的な事例をあげて、まとめあげている。
客観的事実をもとに、忠実に復興への軌跡をたどりながらも、受援者と支援者の主観的事実(こころの内側)を赤裸々に描く場面もある。
さまざまなこころの葛藤をのり越えて、復興に向かう人びとの気持ちも、後世に伝え残すべき復興への軌跡として必要である。

また、阪神・淡路大震災の教訓がどのように生かされたのか、さらに東日本大震災から得た教訓を踏まえて、「過去の防災から学ぶものと、未来における防災」を探っている。
さらに、防災の原点である「“いのち”を救う」という本来の意味を、天災(自然災害)や人災[内乱(内戦)や戦争]といった、過去の歴史をひも解き、その究極に迫る。

第一章 災害復興と復興支援ボランティア活動

一、防災と災害ボランティアの課題 ※特別寄稿(22ページ)   橋本茂(特定非営利活動法人日本防災士会常務理事)

二、傾聴ボランティア(こころのケア)※筆者との対談掲載(74ページ)   小俣和義(青山学院大学教育人間科学部心理学科教授)

三、歌の力で明日への希望の光を! ※取材内容等を筆者が記述(32ページ)     大瀧秀子(元タンポポ児童合唱団代表・東日本大震災“早期復興を願う会”『たんぽ』名誉会長)

四、被災者が、被災者を支援する! ※取材内容等を筆者が記述(56ページ) 新妻敏夫(楢葉町一歩会代表)

第二章 東日本大震災と地域防災について 「東日本大震災の教訓を地元地域の防災・減災に役立てる」

一、そのとき、私は何をしたか 小泉一成(成田市長) ※筆者との対談掲載(27ページ)

二、そのとき、私は何をしたか 小池正昭(千葉県県議会議員) ※筆者との対談掲載(21ページ)

第三章 「防災と人間、防災と地球」 ―防災は日本を救う、世界を、そして地球を救う―

一、「稲むらの火」に学ぶ防災    ※筆者研究内容を記述(後半部に「釜石の軌跡」と「阿部長の螺旋階段」に関して) 『平成の「稲むらの火」』に例えて記述)(28ページ)

二、今後の防災と防災教育のあり方について ※筆者研究内容を記述(後半にトピックとして「―阪神淡路大震災から21年― 震災の教訓は、どのようにいかされたのか?を掲載)(45ページ)

資料編

[ 資料1] 日本の天災(自然災害)と人災(戦災等)の歴史   ※紀元前4000年から2000年までを調査、筆者調査比較対比一覧表(11ページ)

[資料2] 3・11東日本大震災 悲劇(かなしみ)のリストと“できごと(軌跡)のリスト” ※筆者オリジナル(3ページ) 津波でおおくの尊いいのちが失われた大川小学校(石巻市)、日和幼稚園(石巻市)、ふじ幼稚園(山元町)、東保育園(山元町)、常盤自動車学校(山元町)、さんりくの園(大船渡市)、慈恵園(南三陸町)、公立志津川病院(南三陸町)、防災対策庁舎(南三陸町) 一方で、日頃の防災対策や避難訓練に裏打ちされた、確かな避難行動等により、おおくの尊いいのちが救われた、戸倉小学校(南三陸町)、戸倉保育所(南三陸町)、町営松原住宅(南三陸町)、阿部長商店(気仙沼市)、南三陸ホテル観洋(南三陸町)、高野会館(南三陸町)における状況一覧

[資料3] 2011年3月の震度5弱以上の地震発生一覧 ※筆者調査(1ページ)

[資料4] 地震発生回数と主な地震(調査対象期間2004年~2013年の10年分)   ※筆者調査(1ページ)

[資料5] 近年発生した地震・津波一覧 ※筆者オリジナル(1707年~2011年)(1ページ)

[資料6] 日本で発生した三大震災の比較   ※筆者調査(関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災における25項目にわたる定量的比較と分析)(1ページ)

おわりに
※筆者執筆(東日本大震災被災地 千葉県~青森県まで千キロ視察旅行記など)(8ページ)

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。