成田祇園祭 最終の若者頭会議 入念な打ち合わせで安全な祭りに

6月13日(土)午後6時から、成田観光館で、今年の成田祇園祭に向けて公式としては最終となる、第3回若者頭会議が行われました。

毎年、だいたい4月から月に1回行われるこの会議には、9町1団体の若者連の「若者頭」「副頭」「先鋒」など幹部数名が参加し、成田祇園祭を安全に成功させるため、入念な打ち合わせを行います。

この日は、今年の当番町である仲之町の副頭が議長を務め、資料に従って、いくつもの議案が承認されていきました。
成田山大本堂前やJR成田駅前での総踊りの位置確認など大きな事案だけでなく、総踊り後の山車・屋台の引き綱や進行方向、人形を下げる際の注意、義援金箱や垂れ幕の設置について、稚児の人数、初日の朝護摩、納車後の駅前清掃、道路状況、交通規制について、当日の状況や指示が予定と変わった場合などなど、多くの細かい事柄も確認されていきました。

当番町の若者頭である有賀正悟さんは、山車・屋台の運行交渉役である先鋒の重要性に触れ、「昨年から実施している計画運行の成功が、祭りの成功といっても過言ではない」と参加者に念を入れ、「若者連合会一同、山車・屋台を笑顔で引きたい」と話してくれました。

毎年、約45万人のお客様を迎える成田祇園祭は、若者連や実行委員会の皆さんの、このような尽力のたまものだということが、再確認できました。

若者頭会議

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Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。