【続報 ①】女子総合連覇! 1500m 1・2・3位独占大会新! 成田陸上新チーム発進♪

過日お伝えした通り、9月29日~10月1日、千葉県総合スポーツセンターで行われた「平成29年度千葉県高等学校新人陸上競技大会」で、成田高校が女子総合優勝を飾り、連覇を達成しました。

入賞者は次の通り(学年なしは2年)。
《100m》3位:水原麻衣 12秒41
《200m》5位:水原 25秒83


《800m》6位:保科琴音 2分20秒03


《1500m》※3位まで大会新!
優勝:風間歩佳(1)4分27秒63
「今年はずっと3000mに出ていたので、1500mは走れるか心配でした。中学時代のベストは更新できませんでしたが、最後に競り勝てたことと、先輩たちと1~3位の表彰台に上れたのがよかった。
駅伝に向けて、チーム内の競り合いに勝って、出られたらどの区間でも貢献して都大路につなげたい」
準優勝:石川英沙 4分27秒67/3位:藤村華純 4分29秒40

表彰台のパフォーマンス♪

《3000m》
優勝:笹野真愛 9分39秒51


「久しぶりに切り替えができたレースでした。
春から思った走りができず、昨年に比べてもできていなかった。
今回はタイムではなく勝ちにこだわるレースをしようと思っっていました。
行けるところで出て、我慢して、最後に切り替えができたら、と思っていた通りのレースができました。
今年もチームの層が厚いので、みんなで切磋琢磨して向上して都大路に行きたい」

4位:小杉真生(1)9分48秒94

風間選手は、前週末に行われた某大学記録会で3000mは9分16秒02と自己ベストを更新しています。
女子長距離陣の活躍に、松澤誠監督は「駅伝に向けてメンバーはこれからですね。
試走を3回やるのでそれで決めます。
トラックのタイムはあくまでも参考程度です。
みんなにチャンスをあげて底上げを図りたいです。
昨年の加世田の穴をどれだけみんなで埋められるかです。
連覇できるように頑張ります」と、10月28日に行われる県駅伝を見据えました。

《400mハードル》優勝:佐々木倫 1分04秒44


「1台目から2台目の間が17歩でいけて勢いに乗れ、前半、周りを気にせず自分のレースに集中できた。
後半、他の選手が追いついてきても力まず前のハードルを跳べ、最後の40mも競り勝てて、成田らしいレースができました。
400mの走力をつけ、全部を17歩で跳ぶスピード感のあるレースをして、来年はインターハイに行きたい」

《5000m競歩》
優勝:北小路咲枝 24分19秒65


早くから一人旅ながら自己ベストを大幅更新。
「ベストが出てよかったが、23分台をねらっていた。
(一人旅だが)1周ごとのタイム目標を確認しながら歩いた。
周りに人がいた方が記録が出る。他の県では大会新が出ています。
調子は上がっているので、関東ではその人たちとちゃんと勝負できるようにしたい」

3位:森田花音 26分35秒74


《4×100mリレー》
準優勝:斎藤那菜・水原・三浦ちさと(1)・西﨑夏芽 48秒31

《4×400mリレー》
準優勝:佐々木・水原・斎藤・三浦 3分53秒11

大激戦!

《走高跳》
準優勝:梅原遥奈 1m70
3位:本田菜々子(1)1m58


中原浩一監督の談話
「梅原新キャプテンは、昨シーズン後の冬季練習も順調にこなし、夏インターハイで勝負できる動きが出来るところまで来ていたところ、中学時代に痛めた腰痛が再発し、シーズン前半は大事をとって無理をせず、我慢させてきました。
ようやく解禁、秋のU18日本選手権に向けての3回目の試合です。
その中で68㎝まですべて一発でのクリアーでした。
70㎝を1回目落としてしまい2回目でクリアー。
1位と同記録ながら試技数の差で2位でしたが、支部大会で71㎝をクリアーし、この大会も70㎝。
好記録連発で、梅原選手らしさ、跳躍に安定感が出てきました。
73㎝も惜しい跳躍でした。これから先が楽しみです。
今は勝ち負けより、大好きな高跳びを跳べる喜びを感じ、いちばん楽しいと言っています。
本田選手、1年の頑張りに拍手です。
千葉県同世代の中で最高順位です。
中学時代は全国、関東の出場経験もありません。
千葉県4位が最高順位とのことです。
前々日は英語のスピーチコンテストに出場するなど、文武両道の学校生活を送ってくれています」
《棒高跳》準優勝:生越結乙 3m20

《走幅跳》4位:関口笑実(1)5m49


《砲丸投》準優勝:高橋花奈 11m29


《やり投》7位:高橋 34m29
5月の県総体では七種競技3位で関東に進出した高橋選手でしたが、今年の新人戦から混成競技が行われなくなってしまいました。
切り替えは大変でしたが、今大会は投擲3種目で勝負。
「1日目の円盤がダメだったので、2日目のやりはベスト8に残りたいと臨みました。
セカンドベストですが、ラスト3本で勝負できなかった。
砲丸は総体が8位で関東に行けなかったので、今回は関東を目標にしてきた。
かなってうれしいですが、勝たなかった(優勝できなかった)のは悔しい。
関東ではベストを出して入賞したい」
★学校対抗★ 優勝:成田 117点  準優勝:市立船橋 91.5点


3位までの入賞者及びチームは、10月21・22日の関東新人大会(東京・駒沢公園陸上競技場)に出場します。
女子100m  水原 麻衣選手
女子400mH  佐々木 倫選手
女子走り幅跳び  関口 笑実選手
女子走り高跳び  本田 菜々子選手
女子棒高跳び  生越結乙選手
女子砲丸投げ  高橋花奈選手
女子5000mW  北小路 咲枝選手•森田 花音選手
女子 4×100mR  水原 麻衣選手•斎藤那菜選手•三浦ちさと選手•西崎 夏芽選手
女子4×400mR  佐々木 倫選手•水原 麻衣選手•斎藤那菜選手•三浦ちさと選手

なお、関東大会は、U18日本選手権・U20日本選手権大会 (名古屋・瑞穂陸上競技場)と日程が重なるため、U18日本選手権の出場標準記録を突破している キャプテンの梅原選手は、日本選手権に出場します。
また、 U20日本選手権には3年生の 村上夏美選手が400m・400mHに、清野涼々花選手が 走り幅跳び に出場します。
 (次回、男子をアップします)

【ふぉとぎゃらりー】

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。