いよいよ明日から成田祇園祭! 熱く燃え上がる3日間を目撃せよ! 貴重な奥之院開扉&天国宝剣加持 

300年の歴史を誇る成田の一大イベント「成田祇園祭」。
今年は、成田山新勝寺のご本尊・不動明王の本地仏である大日如来に、五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する7月7日~9日の「成田祇園会」が金・土・日となり、山車・屋台が繰り出す「成田祇園祭」開催が、本来の祇園会の日程と一致しました。


今年の当番町は幸町、御輿を先導する警護は花崎町です。

◆田中亮  幸町若者頭
「毎年多くの方に観ていただき、大変な賑わいを見せる成田祇園祭ですが、今年はさらにお楽しみいただけるように『夜の見どころ・抜け道マップ』を作成しました。文化財でもある電車道のトンネルを通過する山車・屋台など、表参道とは違った風景をお楽しみいただけます。参加して楽しい、観て楽しいお祭りにしたいと思います」

 

 

【タイムスケジュール】

《7日(金)》
13時30分~(大本堂前)安全祈願、鏡開き、山車・屋台の競演(総踊り) 

《8日(土)》
9時~(JR成田駅前広場)山車・屋台の競演


《9日(日)》
13時~(門前~薬師堂)山車・屋台の総引き

16時30分~(大本堂前)御輿還御式、山車・屋台の競演(総踊り)

 

【夜の見どころ・抜け道マップ】

『見たいスポットへ一直線! 夜の見どころ・抜け道マップ』には、駅前から総門前までずっと参道を使う「激混みルート80分」に対し、「すいすいルート15分」「参道抜け道8分」(2ルート)「成田山近道5分」「歩行者用抜け道5分」が案内されています。
今年は、初の試みということで2万部を作成。
駅前の成田市観光案内所や各町御神酒所に当日設置され、成田市観光協会公式サイト「FEEL成田」にもアップされます。

【成田祇園会中しか拝観できない大日如来】

成田山新勝寺のご本尊「不動明王」の本地仏で、新勝寺奥之院に奉安された「大日如来」。
奥之院は1年を通して成田祇園会期間中しか開扉されず、暗い祠の中で、蝋燭の灯火に照らされる御姿には心が洗われます。

また、この3日間しか出来ない体験に「天国宝剣(あまくにのほうけん)加持」があります。
朱雀天皇が、後に成田山開山の祖となる寛朝大僧正に授けた天国宝剣が、参詣者の身体にあてがわれ、無病息災が祈願されます。

成田祇園祭に出かけられる際には、ぜひ、1年に1度のこちらの体験もされてはいかがでしょう。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。