凄みのあるカットボールが冴えて3勝目!

【7月1日 対日本ハム戦 inZOZOマリン】

日本ハム  000000300 3 
千葉ロッテ 00102400x 7

〈6回0/3 27打者 108球 被安打6 被本塁打1 奪三振7 与四死球2 失点3〉

日本ハム:①大田 ②松本 ③西川 ④中田 ⑤レアード ⑥田中賢介 ⑦大野 ⑧石井一 ⑨中島

[1回]遊ゴロ・中安・一失・遊直
[2回]空三振・四球・空三振・二ゴロ
[3回]二ゴロ・一ゴロ・空三振
[4回]二飛・中安・空三振・投ゴロ
[5回]右飛・右安・左飛・空三振
[6回]右飛・左2・空三振・空三振
[7回]二安・死球・右本・遊失 (降板)
(通算成績:3勝7敗)

1回、先頭打者を打ち取りましたが、安打、味方のエラーで1・2塁となり、嫌な空気が流れ始めた中、4番中田翔選手をショートライナー、ダブルプレーでピシャリ!
2回も先頭打者と3人目を空振り三振!
3回、3者凡退。3人目は3球三振!
4回も先頭打者3番を打ち取り、カットボールでバットに空を切らせるなど、爽快なピッチングで無失点!
5回も先頭打者を出さず4人で処理!
6回も先頭打者を打ち取り、良いリズム。
2塁に走者を背負うも、4番、5番を空三振に仕留めます!
7回、安打、死球で1・2塁となったところ、1発を浴び、3失点。
次打者は打ち取ったかに見えましたが、またも味方のエラーで出塁を許した場面で、有吉投手にマウンドを託しました。
その後、有吉投手が見事無失点に抑え、岡田選手のスーパーファインプレーなどもあり、マリーンズが7対3で勝利しました。
唐川投手は、カットボールが冴え、7つの三振はすべて空振り三振という、スカッとした投球内容でした♪

【ヒーローインタビュー】

この日、4打点をあげた加藤翔平選手と共に、お立ち台に立ちました♪

一昨年の12月、成田で野球教室講師を務めてくれた唐川選手と加藤選手

 

―今、お立ち台に上がったときに「俺、ヒーローじゃないな」とおっしゃっていましたけれども?
唐川:はい。でもこれ(お立ち台でもらえるマーくんのぬいぐるみ)欲しかったんで良かったです。
―ちょうど1ヵ月ぶりの勝利になりますが、お気持ちはいかがでしょうか?
唐川:終わり方が良くなかったんで、次、頑張ります。
―6回までは素晴らしいピッチングだったと思いますが、ご自身、振り返って今日はどの辺が良かったでしょうか?
唐川:全体的に攻めてストライク先行できたので、6回までは納得いくピッチングができました。
―とりわけ、右バッターの外角のカットボールは相当良かったと思うのですが、ご自身では手ごたえどうだったのでしょうか?
唐川:田村がうまく引き出してくれたんで、それに頼って投げることができました。
―今日は課題という意味では7回なのでしょうが、次からはしっかりとしたピッチングを、という気持ちでしょうか?
唐川:はい。次は完投できるように、とは言わないですけど、なんとかいい形で最後まで投げられるように頑張ります。
―ちなみに今日は真っ赤なスタンドになりました。
千葉出身の唐川投手、CHIBAユニフォームでのピッチングはやはり気合が入るのでしょうか?
唐川:千葉県出身のくせに、このユニフォームの時、全然勝っていなかったので、ヤバいなというふうに思っていたので、なんとか今日は勝てて良かったです。
―このユニフォームでは初、ってわけじゃないですよね?
唐川:いや、今年初めて、ちゃんとしたピッチングをしました。
―では次からも、千葉の名誉にかけてお願いします。
唐川:ここから挽回できるように頑張ります。
―ナイスピッチングでした。
そして今度は打のヒーロー、加藤翔平選手です。
ナイスバッティングでした。
加藤:ありがとうございました。
―自身初の4打点です。
加藤:前のバッターが塁に出てくれたんで、前のバッターに感謝したいです。
―振り返って、まず先制点の犠牲フライですが、あの場面はいかがだったでしょうか?
加藤:(中村)奨吾がよく走ってくれたんで、本当にみんなに感謝って感じですね。
―そして、そのあとのホームランは、手ごたえ十分に見えました。
加藤:ホームランはなかなか打てないんで、僕のホームラン見れてラッキーだと思います。皆さん。
―加藤選手は、最初1ヵ月ぐらい1軍にいて、そのあと2軍暮らしがちょっと長くなりましたが、戻ってくるにあたっては、どんなことを考えて上がってきたのでしょうか?
加藤:やっぱり自分の中で、悔しい気持ちもありましたし、ファームに落ちて、監督、コーチ、裏方さんにも、いろんなアドバイス、サポートをしていただきましたし、奥さんであったり両親であったり、こうやってたくさんのファンの方が応援してくれているんで、なんとかもう一回期待に応えたいという気持ちで頑張ってきました。
―上がってきてからは、スタメンで活躍してますけれども、手ごたえはどうでしょうか?
加藤:毎日が必死なんで、今日は今日で僕の中で終わったことと考えて、また明日良いプレーができるように頑張りたいと思います。
―今日の勝利で、日本ハム戦の連敗を7で止めました。
加藤:知らなかったです。
また明日もゲームあるんで、今度はどんどん連勝していけるように、チームみんなで頑張っていきたいと思います。
―最後に、埼玉出身の加藤選手ですがCHIBAユニフォームはいかがでしょう?
加藤:赤が好きなんで、このユニフォームは好きだと思います。
―今後も燃える赤を着たときは更なる活躍を!
加藤:また唐川さんと頑張りたいと思います。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。