成田ラグビー界が熱い! フェスティバルに少年交流大会と連続開催!

【成田市近隣スポーツ少年団ラグビー交流大会 ふぉとぎゃらりー】

6月4日に成田市中台運動公園で行われた「成田市近隣スポーツ少年団ラグビー交流大会」は、小学3~6年生の子どもたちにとって数少ないカップ戦です。
ラグビーは、勝敗を競うより交流するという意味合いが強いスポーツとのことで、子どもたちが勝負を競うカップ戦が、意外に少ないそうです。
毎年秋には、県トーナメント大会のNEC杯がありますが、「春にも子どもたちの目標を」との趣旨で、成田市ラグビーフットボール協会が、14年前、今大会を立ち上げました。

4日は、千葉市・佐倉市・鹿嶋のラグビースクールが招待され、未就学児から小学6年生までが、元気いっぱいのプレーを繰り広げました♪

 


試合結果は次の通りです。

U12
優勝:成田チャオズJr 2勝1分
2位:鹿嶋RS 1勝2分
3位:千葉市RS 1勝1敗1分
4位:佐倉市RS 3敗

U10
優勝:千葉市RS 3勝
2位:成田チャオズJr 2勝1敗
3位:佐倉市RS 1勝2敗
4位:鹿嶋RS 3敗

【第4回成田ラグビーフェスティバル】

(写真提供:成田ラグビーフェスティバル実行委員会)

スポーツ少年団交流大会の前週、5月28日には、同じく中台運動公園陸上競技場で「成田ラグビーフェスティバル」が開催されました。


2019年に日本で開催されるワールドカップのキャンプ誘致を目指して気運を高めようと、成田市ラグビーフットボール協会が中心となって企画した今フェスも、今年で4回目となり、過去最高の4000人を集めました。

今年の激闘は、名門 明治大学VS慶應義塾大学。

 
明治のメンバーには、成田チャオズでラグビーを始めた松尾将太郎選手(3年)がいました。

同協会の藤崎伸幸事務局長によると、チャオズ時代の松尾選手は、「真面目で練習熱心。練習が終わってからも、お父さんとひたすらキックの練習をしていました。人一倍負けず嫌いでしたが、優しい面もあって、下の子の面倒をよくみていました」とのこと。
この日も子どもたちと交流を深めたようです。

フェスティバルは、ラグビーの観戦だけでなく、ラグビー、陸上、ソフトボール、フィットネスなどの体験もでき、東北&千葉グルメの出店も多数あり、4000人のお客さまが楽しい1日を過ごしていました。

成田ラグビーフェスティバルのFacebookで、当日の様子を見ることができます。
https://www.facebook.com/naritarugfes/

 

《ラグビーフェスティバルへの思い》

藤崎事務局長にお話をうかがいました。
「千葉県内初の、ラグビー伝統校対戦の開催でしたので、ポスターを2種類作るなど、告知から気合を入れた結果、市外からも多くのお客様に来ていただきました。
広くラグビーを知っていただけたのではないかと思います。
成田市がスポーツで人を呼び込める可能性を感じた試合になりました。
ラグビーを観た人に、成田の街も観てもらいたいと、成田山参道の店とコラボして、割引チケットも作りました。

今回は『ボランティア』をキーワードにし、成田市の関係者だけじゃなく、市外の方にもボランティアをしていただきました。
ワールドカップや東京オリンピックに向けて、スポーツボランティアの重要性を感じた機会にもなりました。
ラグビーだけでなく、ソフトボール、陸上など、他のスポーツも楽しめるイベントにしたのは、いろいろなスポーツが協力し合ってスポーツイベントを作れば、いろいろな人が来てくれると考えるからです。
『観る・する・支える』がキーワード。
イベントでは大事なことだと思います」。

最終的には、中台運動公園全体を使って、バレーボール・バスケットボール・サッカー・陸上・ソフトボール・野球・ラグビーなど、もっとたくさんのスポーツを楽しめる「スポーツ・パーク」開催を目指したいとのこと。
スポーツ健康都市宣言をしている成田市にとって、楽しみなイベントの実現が待ち遠しいですね。

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。