成田市民による復興支援活動報告 被災地とつながる「東北復興支援Week.2017」 3/12まで もりんぴあこうづで

成田市公津の杜の「もりんぴあこうづ」(公津の杜コミュニティセンター)で、「東北復興支援Week.2017―集い・つながろう!! 東北 成田―」が、開催されています。
3月12日(日)まで。

東日本大震災から6年。
震災の経験・教訓を広く共有し、風化させないために、あわせて、地域防災・啓発の機会として開催されている「東北復興支援Week.2017」。
展示と音楽祭で、被災地を忘れず、集い、被災者とつながり、心を寄せ、勇気と希望の扉を開こうという取り組みです。

会場には、被災した岩手県陸前高田市の小中学校復興基金に充てられる募金箱も設置されています。

【展示】10時~19時

《活動報告》
東日本大震災発生以降、成田市民が、団体や個人で行った復興支援活動が、パネル展示で報告されています。

◆成田山新勝寺

◆成田赤十字病院

◆成田ライオンズクラブ

◆(一社)成田青年会議所

◆NPO法人住まい・まち研究会

◆ル シャキパル

不用ネクタイで作ったポーチの売り上げで支援。

◆片岡書道教室
公津の杜で書道教室を開く片岡玲泉先生は、この企画を聞いたとき、すぐに写経を思いつき、昨年9月から取り組み始めました。
小学1年生も参加しています。
「写経の意味、今回参加する意図も説明しました。
教室内にお香を焚き、塗香で手を清め、手を合わせて謹書しました」。
子どもたちが、写経に取り組んでいる写真も展示されています。

◆山﨑電設株式会社

◆宇井陽一レーシングチーム
成田市在住の、日本を代表するロードレーサー・宇井陽一さんは、震災直後の飯館村に救援物資を届けるなどの活動をなさいました。

◆成田市
成田市では、平成25年度から現在まで、福島県の南相馬市と浪江町に職員を派遣し、復興支援を行っています。
ご家族と離れて何年も行かれている方もいらっしゃるそうです。

◆成田市消防本部

◆椎名修 (東北復興支援Week.2017実行委員会実行委員長)

椎名さんは、震災の翌年、津波被害に遭った宮城県女川町の離島・出島(いずしま)で、がれきの撤去活動に携わった縁で、女川第二中学校全校生徒13名へのピンポイント支援プロジェクトにも、義援金と支援物資を送りました。

《首都直下に備える防災・啓発》
◆千葉県防災危機管理部防災政策課

◆成田市危機管理課
成田市内の浸水・土砂災害のおそれがある場所や、自宅付近の指定緊急避難場所などが確認できます。

◆ピエルニキ日本協会
ピエルニキは、ポーランド中部に位置する町トルンに伝わる伝統的な焼き菓子です。
シナモンやジンジャーなどのスパイスの殺菌作用や防腐効果によって、保存食としても使われています。

【東北復興音楽祭―光のとびら―】

▽3月12日(日)13時開演(12時30分開場)
▽MORI×MORIホール
《1部》ほっと奏でぃる~笑顔の日まで~
《2部》
並木崇(Sax) 村上俊二(Pf)デュオ
国際医療福祉大学軽音楽部
加藤彰子ピアノ教室
中山あすかフルート教室
木村崇史(ギター弾き語り)
NaNa(ピアノ弾き語り)
《3部》みんなで歌おう! 元気を届けよう

▽主催:もりんぴあこうづ・東北復興支援Week.2017実行委員会

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。