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【インタビュー】成田市出身の落語家・三遊亭金朝さん 22日に独演会もやりますよ〜♪

201701_kincho千葉県成田市出身で、今年から地元成田で毎月自主公演を始める、落語家・三遊亭金朝さん。落語の魅力や、芸に対する思いを伺いました。

「おまえはサラリーマンには向いてないよ」背中を押してくれたのは、中学時代の同級生でした。

小学生の頃からとにかくおしゃべりだった金朝さん。「そんなに話すのが好きなら、ずっとしゃべっていなさい」と先生に言われ、授業時間45分の間、ずっとしゃべっていたという逸話も(笑)

学生時代は落語がとにかく好きで、寄席に通い詰めるように。大学卒業後、就職するわけでもなく、将来のことを考えていた時、中学時代の同級生が集まり、「噺家になれ、応援するからなれ」と背中を押してくれたそうです。

1998年、22歳の時に三遊亭小金馬師匠に入門。2013年には、四代目三遊亭金朝を襲名し、真打に昇進しました。

落語は「悲しい」から「おかしい」

落語の魅力をたずねると、意外にも「悲しいところ」という金朝さん。「落語は、『悲しい』から『おかしい』。子どもを可愛がりすぎて、その子を不幸せにしてしまう親バカの悲劇、俺は馬鹿だなぁと気づく若旦那そんな話が落語にはたくさんあります。『笑いながら、自分の悲しみを笑う』。そんな人生の滑稽さが、落語の話には詰まっているんです」。

そう落語の本質を語る金朝さんにも、若い頃にはやはり根拠のない自信を持っていた時期があったそう。「入門して2年ほど経った頃、ファンレターもらったりして、今思えば思い上がっていたんでしょうね。それまで真面目に落語に取り組んでいたのに、年上の女性と付き合うようになって、すっかり骨抜きになってしまいました(笑)」ある日、突然その女性に捨てられ、目が覚めたそうです。「オレは馬鹿だったなぁ、ってその時気づくんです。まるで、落語に出てくる若旦那を、地でいくような話ですよね(笑)」

生きること、感じること、すべてが芸を変える

落語では、様々な人をひとりで演じ分けます。それゆえ、「人と会うのが、何よりの稽古」「何かを感じることそのものが芸」だと金朝さんは語ります。

「喧嘩だって、芸のこやし。『あぁ、女性はこんなふうに怒るんだな』って、勉強になります(笑)」昨年、お子様が生まれてからは「そりゃあ、赤ちゃんの抱き方(の演技)だって変わりますわね」。

金朝さんがこだわっているのは、「登場人物をしっかりと描くこと」。「江戸時代・明治時代に生まれた日本人の気質や仕事に対する心意気。背景までをしっかりと表現していきたい」。

「今はどうしようもないかもしれないけれど、そんなコイツにも、かつては夢があって頑張ってた時期があって、そんな悲哀を表現できたら」。静かな語り口調から、演じること、表現することへの、飽くなき情熱を感じます。

地元・成田で広がる、活動の場。

友人や知り合いの応援もあり、地元成田での活動も多い金朝さん。昨年は、母校の神宮寺小学校から声がかかり、小学生向けに落語教室も開催しました。(成田エリアどっとこむ「金朝師匠が母校で授業生の落語に子どもたち生き生き!」参照)

そして、今年からは、成田駅前にある成田市文化芸術センター(スカイタウンホール)で、毎月自主公演を企画。会場をおさえたり、チラシを作ったり。地元の友だちの協力を得ながら、すべて自分で準備を進めています。「しがらみのないカタチで、自由にやってみたいんです」。

1月は、初天神、厄払い、文七元結の3席。いずれもお正月が舞台の演目です。「落語には、四季折々の噺がたくさんあります。笑える噺ばかりではなく、人情噺も。毎回、季節感を出しながら、バラエティあふれる噺を選んでいきたい」と意気込みます。

「駅前だし、ふらっときてもらいたいですね」と、金朝さん。ぜひ、足をお運びください

第1回日和亭
122日(日)開場18:00 開演18:30
成田市文化芸術センター(スカイタウンホール)
木戸銭 1,000円(当日券のみ)

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三遊亭金朝
千葉県成田市出身。
1998年、22歳の時に三遊亭小金馬師匠に入門
2001年に二ツ目昇進
2013年に四代目三遊亭金朝を襲名し、真打昇進
数々の寄席に出演するほか、カルチャースクールや小学校で落語教室の講師も務める。
http://rakugo-kyokai.jp/variety-entertainer/member_detail.php?uid=189

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