【子どもと一緒に読みたい本・絵本】⑰『わくせいキャベジ動物図鑑』

子育て奮闘中!のママが「子どもと一緒に読みたい本」「本当に子どもにうけた楽しい絵本」を紹介します。

★わくせいキャベジ動物図鑑(tupera tupera作/アリス館)

9784752007692[1]

 「新たな惑星が発見された!」
地球から831光年離れた銀河の片すみで発見された、小さな惑星の名は「キャベジ」。
見た目もキャベツそのもののこの惑星には「センギリ草原」や「メキャベの森」があり、たくさんの生き物が生息しているようで…。

いつも、アッと驚くしかけや、クスッと笑ってしまうユーモア満載の絵本で人気のユニットtuperatupera待望の最新作です。
男の子も、女の子も、親をも虜にしてしまう多くの作品は、日本絵本賞読者賞を受賞した「しろくまのパンツ」などの絵本の他、NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」等があり、広く活躍しています。
我が家の3才の娘もすっかりtuperatuperaのファンです。
Eテレ番組は録画して見ているし、「やさいさん」や「パンダ銭湯」等、幼児から楽しめる絵本も多いので、かなり小さな頃から親しんできました。

さて本書では、惑星「キャベジ」で現在わかっている動物たちの姿や、そのおどろきにみちた生態を紹介しており、親子で楽しめる空想の図鑑となっています。
娘のお気に入りは「キュワニ」。さて、どんな動物でしょう?
正解はキュウリのような見た目のワニ。「冷たくイボのある皮膚をもち、体の95%は水分でできている。水面から目と鼻だけをだして獲物をまちぶせし、おそった獲物をするどい歯でポリポリとたべてしまう」とのこと。おもしろいでしょう?
どんなビジュアルかは、ぜひ本を手にとって確認してみてください。
娘は野菜の中でもキュウリが好きなので、キュワニも気に入ったそうです。

2016年11月に発売されたばかりの本書は、現在キャベジに住む動物も募集中。
本に入っている専用応募シートに、考えた動物の名前、絵(写真も可)、生態をかいて送ると、「tuperatuperaオリジナルイラスト色紙」(大賞の3名)、「わくせいキャベジ動物図鑑ポストカードセット」(抽選で50名)が当たるとのこと。
締切は3月31日(当日消印有効)です。
詳細はアリス館ホームページをご覧ください。(M)

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。