【速報】吾妻中が延長戦で逆転勝利 若獅子旗サッカー大会

11月3日に行われた「平成28年度成田市文化祭大会(若獅子旗)サッカー大会」は、吾妻中学校が延長戦の末、公津の杜中に2―1で逆転勝利し、優勝旗を手にしました。

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決勝戦は、2―1で成田中を下した吾妻中と、西中との2―2のPK戦を、5―3でものにした公津の杜中の対決となりました。

決勝戦は25分ハーフ。
前半5分、先制したのは公津の杜。
右からスルスルとボールを運んだ公津の杜が、スピードを警戒して引き気味に守っていた吾妻のDFの寄りが遅れたところで、ゴールの左隅にきれいなミドルシュートを決めます。

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公津の杜は、3年生の人数が少なく、1・2年生も早くから試合に出ていたため、チーム力は吾妻より上。
シュート本数も圧倒的に多く、 その後も試合は、公津の杜ペースで進みます。

吾妻が起死回生の同点打を放ったのは、後半終了2分前。
1年川島一樹が、公津の杜DF2人の間からゴール前のスペースに通したボールに、キャプテンの監物瑞樹が抜け出し、冷静にキーパーの右に蹴り込みました。
「いちばんよく練習する選手」と齋藤弘光監督が評するキャプテンは、「自分の良い所を出し切れたシュートでした」と、試合後、胸を張りました。

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試合は20分の延長戦へ。
おされながらも同点に追いついた吾妻が、齋藤監督の「声を出した方が勝つぞ~!」の鼓舞に応え、流れを引き寄せます。

互いにチャンスを作りながらも決めきれずに迎えた延長13分。
吾妻トップ下の1年坂根伊織が、「自分では、センタリングのつもりだった。直接入ってメチャクチャうれしい」と試合後話した、ハーフラインの少し前から蹴ったボールが、見事にゴールネットを揺らし、これが決勝点となりました。

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齋藤監督は「チーム力は相手が上。よく勝ちました。
うちはつなぎのサッカーですが、相手がプレスに来た。裏へのロングパスを封じられましたが、要所要所を抑えて、先制されてから失点しなかったのが大きかった。
終盤の走力は負けない自信があるので、チャンスをうかがっていました。
チームとしては、まだまとまっていませんが、今日が自信になってまとまるんじゃないかな」と、笑顔を見せました。

監物キャプテンは「新チームになってわずかだけど、みんな最後まで走った。声を出してくれたから勝てました。これからも集中して練習して、次の試合もがんばりたい」と話しました。

準優勝:公津の杜中
準優勝:公津の杜中

 

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。