『成田エリアどっとこむ』独占! 唐川侑己投手(千葉ロッテマリーンズ) インタビュー 後編

【現在、取り組んでいること】
Q.ファームで取り組んでいることは?
A.フォーム的に、自分でも感じていたところがあるので、修正に取り組んでいます。信頼できる小谷正勝コーチと話をしながら、目標というか、どうしていくかを決めて、キャッチボールから意識してやっています。キャッチボールからやらないと、何事もできないので。
Q.ジムに通う回数や、以前から取り入れていたヨガの時間も増やされたとか?
強い身体作りとかは意識していますか? 体重は増えましたか?
A.ジムに行く回数は増やしました。体重は5㎏増やしました。強い身体にも通じるところだと思って。
ヨガは柔軟性を高めるとか、呼吸法とか、休みの日の運動としてはいちばん良いと思います。脇腹を痛めましたし。

【人間関係】
Q.仲の良い選手は?
A.同じ年はみんな仲良いですよ。
益田、藤岡は、成田の実家にも遊びに来てくれました。

【冬はハワイで自主トレ】
Q.冬の自主トレはどこで?
A.暖かい場所でやりたいと思って、益田、藤岡、1つ下の西野と、1月5日に出発して20日まで、ハワイで自主トレします。

【毎年うかがう質問】
Q.最高のパフォーマンスの実践には「心技体の一致」がよく言われますが、今の唐川投手にとっては、どれがいちばん大事ですか?
A.(長い思慮のあと)現実的に考えると体ですかね。魂だけでは投げられないですもんね。身体がきちんとしてなければ、何もできない。挑戦することもできないし、失敗することもできない。
どんなに自分が思い描くことがあっても、ケガをしていたら出来ないですから。

Q.昨年も野球は楽しかったですか?
A.この2年は楽しくなかったですね。今まではずっと勝ってたから楽しかった・・・。
野球自体は楽しいですよ! 好きは好きだけど、楽しめてないです。

【開幕ローテーションに入るために】
Q.シーズンインまでの目標は?
A.第一は、秋からやっているフォームの修正を自分のものにすること、開幕ローテに入れるように、段階を踏まなければいけない。やるべきことは変わらない。実践までに自分のものにしたいと思います。


インタビューを終え、「ありがとうございました」としめると、すぐに「楽しくやりたいですね」という言葉が返ってきました。
中学3年の時から追っかけてきた「成田エリアどっとこむ」(成田エリア新聞)の脳裏に、走馬燈のように、笑顔の唐川投手が駆け巡りました。
楽しくやるためには勝たなくてはいけない、勝つためにやるべきことは・・・と、記者にはその言葉の裏に、決意が聞こえたような気がしました。

答えにくい質問をしつこく繰り返したり、場違いな質問をする記者に、熟考しながら答えてくれただけでなく、「こんな時でもインタビューに来てくれて、ありがたいです」と言ってくれた唐川投手。
今年は、唐川投手の笑顔が、たくさん見られますように!

この記事を書いた人

Keitaro Sasaki

Keitaro Sasaki

千葉県成田市在住。成田エリア新聞(紙面版)編集長(2008-2014)以後はオンライン版の当サイトにて成田の情報を発信しています。成田を盛り上げるため、いろんなところに首を突っ込んでいます。